展示会構成

1章 女性 しあわせへの鍵―女性への本当の優しさ

ジェンダー
「オンリーワン・パワー」で行こう

男らしいって何? 女らしいって何? 親らしいって何? こどもらしいって何? 先生らしいって何? 学生らしいって何? 自分らしいって何? 人間らしいって何? 小さい頃から身についた いろいろな「らしさ」がある 時には自分を守るための「らしさ」 時には自分をしばりつける「らしさ」 「らしさ」を一枚一枚たしかめて 「らしさ」を一枚一枚脱いでいったら 最後に残るのはなんだろう? 最後に残るのが本当の自分かな? こんのひとみ著『心の言葉4』

女性の雇用
新時代の女神たち―ネオ・ヒロイン続々登場!

女性たちは常に変革に挑戦している。 しなやかに、したたかに そして確実に新しい時代を切り開いている 子どもが産まれた。 「退職はいつ?」と上司や周囲に聞かれた。 「退職の理由になりません。 これからもしっかり働きます」 周囲の目は冷たかった。 裁判になりそうな時もあった。 けれども彼女は仕事を着実にやりぬき なくてはならない存在になる 同期で入った男性よりも昇進の遅れた理由を専務に聞いた。 専務は「育児休暇で6ヵ月いなかった分です」と言った。 彼女は答えた。 「国が決めた休みです。 勝手に休んだわけではありません」 6ヵ月後、彼女は昇進。 やがて大手企業の取締役になる。 12年目の人事異動―配属になった部署に仕事がなかった。 でも人一倍、勉強した。 上司に言った。 「男性と対等の仕事を下さい」 上司は驚いて言う。 「何がそんなに不満なの? あなたが来て一番よかったことは お客様が来たときにお茶を出してくれること」 専務に勇気を出して現状を打ち明ける。 「今の部に自分の道はありません」 数ヵ月後、彼女は中枢の企画開発部に異動になる。

女性に対する暴力
悲しみの迷宮の彼方へ

閉じ込められていた 朝目覚めると彼女は思った 今日こそ何か変わっているんじゃないか でも、何の変化もなかった いつも誰かの力で動かされているようだった 頭上で鳴り響く、罵声の嵐 振り上げたこぶしが生み出すちいさな竜巻 痛みという感覚はすでに消えていた 「違う、これを耐えた先には何もない」 そう思った このままでは、自分がなくなってしまう 彼女がふとみつけたもの、一枚の絵はがき 「絵を描こう」 久しぶりに自分の意志で何かを決めた 指先にまで伝わる“生きている”という感触 楽しかった 自分で決めた事を一つ一つ 大切にしていくことにした 暖かく支えてくれる人もでてきた 「大丈夫、あなたは悪くない」 少し自信をとりもどせた 「生きている価値があるのだ」 そう思えた 警察に連行される夫 「妻を殴って何が悪い」 それが彼の最後の言葉だった

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